自担がいなくなり病気になってしまったヲタの話

ついに今日で、今年が終わろうとしているみたいだ。



日付は2017年12月31日である。



今年を振り返ると、人生で1番濃い1年だったと思う。


本当に長くて、長くて、色々な事があって色々な人に会って、ひたすらに長く感じた。


その中でも、自担の神隠し(未だ退所という文字を受け止めきれず、卒業という言葉も何だか違うのでこの言い回しにする)は、1番大きかった。


自担がいなくなってしまう事は、ヲタク人生にして初めてだった。

自担になりそうな人が退所した例は3,4年前にあったが、自担がそうなるなんて、これっぽっちも思わなかった。



だからこそ、ショックが大きくて今日の今日まで受け入れることが出来なかった。




極端に言ってしまえば、
生きる希望を失ったのと一緒で。




そんな生きる希望であった彼に命を削って応援していたのは、間違いない事実であり、人生で1番頑張ったことのひとつであった。



私は学生だったので微力ではあったが、
彼に有り金全てを突っ込んでいたつもりだったし、最優先は自分よりも何よりも自担、という考えで生きていた。


梶山朝日というアイドルが生きているから自分も生きてるんだ!

朝日が頑張ってるから頑張れる!


私が生まれてきた理由は彼を応援する為だったんだ!





そう考えていた、矢先。


彼は突然いなくなった。



9月の末、舞台の最終公演で大粒の涙を流しながら、1番深くお辞儀をしながら、シャカリキないつものスマイルを最後まで見せて、いなくなってしまった。


幕が閉じた後その後の彼の行方は誰も知らない。



最後まで彼は最ッッッッッッッッッ高のアイドルだった。



そして、これだけ人生を傾けていた自担がいなくなってしまった悲しみと、これから自分どうなっていくのだろうという不安は自分でも知らないうちに、日に日に大きくなっていた。




実際、彼がいなくなってから私は病気になってしまった。


病名は躁うつ病

楽しい時は本当に誰よりもテンションが高くて、
勢いもあって、周りが見えなくなってしまうくらいに死ぬほどお金を注ぎ込んだり、やりたいバイトをいくつか面接受けて掛け持ちしてみたり、アホみたいにコンサートや舞台を申し込んでたりする。

もうそれは狂ったように。


これだけ見ればただの元気なヲタクなのだが、


ふとした時に、

「自担がいないのに何で生きてるんだろう…


あしゃぴが見られないならこのまま溶けてなくなりたい…」


と気がしぼんでしまい、食欲も体力もヲタ活意欲もなくなってしまうのだ。

言ってしまえばうつ病の一種で、気づいた時には食欲も体力もなくなっていて、5日間飲み物しか飲まずに過ごしていた。


どんなに早く寝ても次の日の夕方に起きてしまう睡眠過多という症状もあった。それにも悩んだ。


立つのも歩くのも嫌で、字も書く気力がない、4つ5つの物を数えるのも時間がかかる。

こんな症状ではもちろん学校に行くのもままならないのですぐさま休学したが、それでもバイトは楽しいので、死んだような目をしてバイトに行っていた。

それには自分が1番びっくりした。



今までどんなに辛いことがあっても、
ジャニーズがいるから、ジャニーズを見れば元気になれるって思ってたし、
クラスに友達がいなくて一言も話せず寂しくて辛い日があっても、ジャニーズを見れば立ち直れた。


これはあしゃぴが担当じゃなくてもそうだった。



彼が神隠しにあったことで、私の全て我慢していたものがドッと溢れ出てきたらしい。





梶山担になってから、私はアホみたいに彼と一緒に生きていた。
全世界の人が白と言っても、あしゃぴが黒と言ったら黒になるように、それくらい信じきっていた。


そんな彼の写真がジャニショから欠番となり、ついに受け入れる覚悟が出来た。


やっと、やっと。



死んだように生きること3ヶ月。
っていうか生きてるのか死んでるのか分からない状態もあったのは間違いないが、家族や友達のお陰で今はなんとか落ち着いている。


ジャニヲタの友達がいて本当によかった。


そして、今年現場でお会いできたフォロワー様、本当にありがとうございました。
どれだけ生きる力が湧いたか分からないくらい、本当に嬉しかった。これが本当に支えになった。



朝日が繋いでくれた人の輪に、ほんと感謝。




あしゃぴぃ!ありがとう!





そして今年は自分的にも人生のターニングポイントとなった年だったので、彼だけでなく、自分にも本当にお疲れ様でしたと言いたい。









朝日も、本当にアイドル生活お疲れ様でした。

美しくて儚い少年時代をジャニーズで過ごせたのは彼にとっても強さになるはず。


そして、これからも遠くから応援しています。

ジャニーズに入ってくれてありがとう。

最後の最後の最後までアイドルでいてくれて、彼らしいラストステージが飾れたと思います。







そして2017年を持って梶山担を降りたのと同時に、ガチヲタを卒業する事になりました。



病気療養と、個人的に勉強したい事もあるので、あまりネット見られないよ〜!って事と、雑誌もあまり買わないよ〜!コンサートには当たったら行くって感じの超絶茶の間になります。


ってか、最近はそんなふうに過ごしているので、
これからも変わらず、流れに身を任せてジャニヲタをやっていきたいと思ってます。



これからもまだ会いたいフォロワーさんはいっぱいいます。
どうかその時にはよろしくお願いします。

ヲタク11年目にして、生きる希望であった自担を失ってしまい病気にかかってしまったジャニヲタの2017年の総括でした。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

途中重苦しい文でしたが、これでさらに躁うつへの理解が広まれば嬉しいです。